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ミックスのコツは、結局良いモニター環境をつくることしかないのではという話
良い感性を持ったミュージシャンがいる。
その人が、例えばお金が無いなどで、良くないモニター環境でミックスを行ったとする。
【結果】
良い感性 → だめなモニター環境を通す→だめなミックス
こうなると思う。
リファレンス音源を立てて、それに近づけることはできる。でもそれって、感性だけによるものではなくなってくる。
ダメな出音では、どんなに優れた感性を持ったミュージシャンでも(むしろまともな感性だからこそ)、ダメなものになってしまう。
最近自分はオーディオテクニカのATH-M70Xを使い始めた。
すごい楽。そのままミックスするだけでスマホでもまずまず聴ける。スマホのミックスは、かなり厳密なバランスが求められるように思う。
まず、ハイとローがきちんと出るモニター環境でないと無理中の無理。
特に超高音(1万ヘルツ以上?)はほとんどいらないのではと思う。そこらへんを出しすぎると、機器によっては聞けたもんじゃなくなる。高音は人を惹きつける要素ではあるが、プロほどがっちり抑えて心地よく聞けることを意識しているように思う。
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